点数を上げるノート②~ノートまとめ編

2020/06/05

ノートまとめはやり方によってはとても有効な学習法です。ですが一つ間違えると本当に時間の無駄。より有効なノートまとめを考えてみましょう。

良くないノートまとめ

お子様方の指導を重ねていると、どうしても非効率的な学習に出会います。「ノートまとめ」はその代表例です。テキストを何も考えずにただ写してしまうことが多いんです。これではやはり非効率です。

たしかに「書く」だけで効果はあります。ですが、不要なところまでただ意味なく書いてしまったのでは時間がいくらあってももったいないですよね。それに「考えたくない」「覚えたくない」という逃避する感覚で行われやすいのがノートまとめ。英文をただ写す、社会の教科書をまるまる写してしまう。意味もわからないまま。

それでもノートまとめには効果がある。

じゃあノートまとめは不要なのか。もちろんそんなことはありません。実際私は歴史のノートまとめを通し、大学受験でほぼ全問正解をしました。

まず、ノートにまとめるということは、「自分だけの参考書」を創るということなのは皆様ご納得いただけるのではないでしょうか。そうなると一冊の参考書をまとめるのではなく、授業や参考書、先生への質問の答えなどからノートを創っていくことが良さそうです。

またまとめたノートは常に見返さなくてはなりません。問題を解く時、問題の答え合わせをした時、教科書や参考書、授業などでわからない解説や疑問に出会った時、まとめたノートは見返していきたいところです。

ノートを進化させる、その仕組みをつくる。

ノートまとめの意義が、自分だけの参考書を創るということなのであれば、新しい知識に出会う為に、ノートをどんどん充実していって欲しいものです。ノートが充実していく喜びがあると、よりノートは進化していきます。

ノートの進化を、大人もともによろこんで上げたいですよね。誰かがよろこんでくれる、誰かが褒めてくれる、というのはまとめる一つの動機になります。ノートの進化を共に喜ぶ、ということも時には必要です。

またあくまで指導の一環ですが、テストや問題集の解答解説を利用し、ノートにまとめ直させるということも有効です。特に小中学生はある程度大人が一緒に創っていくことも必要です。モデルとなるノートのイメージを大人と一緒に創り上げていく。

眠る前15分の自惚れタイム

とはいえ、テストにはノートを持っていけません。ノートの中身が頭に入っていなくてはならず、頭に入ったかどうかを確認する為に、問題に取り組んでもらわなくてはなりません。

ノートの中身を頭に入れる方法として、「眠る前15分の自惚れタイム」を設けることをオススメします。良いノート作ったな、俺がんばったな、と思いながらノートを何度も見直すのです。

そして問題を解く。何度も見直してからなら、問題は必ず解けるようになっています。そして出来ない問題の解説だけ書き加えていく。正答率とノートのボリュームはどんどんアップしていくはずです。

受験前の自信の源に!

まとめノートは時間をかけて創られていきます。またノートそのものをテスト会場まで持っていくこともできます。「これだけ頑張ったんだ」とテスト本番ぎりぎりまで見直していければ、お子様のメンタルの調整にも役立ちます。

そしてノートを書きくわえたりするには、ルーズリーフファイルは使い勝手が良いですよね。その時に日付も書き込んでおいたりすれば、より自信を保つことに役立つでしょう。

最後に。ノートまとめの指導において注意すること。

と、メリットの多いノートまとめですが、やはり一番怖いのは、「考えずに写すこと」です。それをいかに防止するか。それには以下の手段が有効でしょう。

1つ目はテストを定期的に行うことです。そうすることでノートまとめの進捗管理にもつながります。さらにノートの充実を促すこともできるでしょう。

2つ目はノートを話題にさせることです。ご家庭で、今日はどこをまとめたのか、どんな内容だったのかなど、ノートについて話題を上らせることで、聞かれることが前提のノート作りへと変わっていきます。

いかがでしたでしょうか。ノートまとめをやらせるのなら、やはり大人も一緒に喜び、時には励ましてくださいね。


PAGE TOP